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未経験でもOK!ゲーム業界に絶対転職したい人のために経験者が語る!

スマホが世の中に出てから誰もが場所を選ばず気軽にゲームができるようになった今、ゲーム業界で働くことに興味を持ち転職を考えている人も増えているかと思います。

筆者はIT系企業から未経験でゲーム業界へ転職しその後さらに別のゲーム会社へ転職した経歴を持ちます。
合計で5年間以上、ゲーム業界に在籍しています。

業界経験者だからこそお伝えできる業界における職種、そもそもどんな業界なのか、ブラック業界なのか、面接時に気を付けるべきこと、30代・40代における転職等について、ここでしかお伝えできない実情をお伝えします。

本記事がゲーム業界へ転職する際の参考になったら幸いです。


スマホ向けとコンシューマ向けの違いって何?

ゲーム業界はスマホ向けゲーム会社とコンシューマ向けゲーム会社に大別できます。
スマホ向けゲーム会社はその名の通り、スマートフォン向けゲームを提供する会社です。
コロプラ、ガンホー、DeNA、グリー等がその大手会社として挙げられます。

一方、コンシューマ向けゲーム会社はPS4やXboxのような据え置き型ゲーム機向けにゲームソフトを提供している会社です。
任天堂、コナミ、バンダイナムコ、スクウェア・エニックスがその大手会社として挙げられます。

ただ、近年、市場内での競争激化に伴いこれまでコンシューマ向けゲームを提供していた会社がスマホ向けゲームを提供したり、あるいはスマホ向けゲームを中心に展開していた会社がコンシューマ向けゲームソフトを提供したりとゲーム業界は年々変化が激しい業界です。

スマートフォンが出るまではコンシューマ向けゲームとガラケー向けゲームがゲーム業界の売上を占めていましたが、スマートフォンが登場すると業界構造は激変し次々とスマホ向けゲームを提供する新しい会社が市場に
参入してきました。その向かい風に立ち向かうようにしてここ数年はコンシューマ向けゲーム会社がスマホ向けゲーム市場に参集し競争が激化しているのが現状のところです。

ゲーム業界を職種面から詳しく見ると、ゲームを宣伝配信するパブリッシャー、ゲームを開発するディベロッパー、ゲームが正しく動作しているか評価するデバッグ会社、言語のローカライズを行るローカライズ会社に分けることができます。
会社によってはこれらを一括で行ったり、ある部分だけの他の会社に委託する或いは委託されるという形態とっています。


ブラックじゃないよ!ゲーム業界の仕事内容や向いている人とは?

筆者が持つこれまでの業界経験からするとゲーム業界はブラック業界ではありません。
法律によって月当たりの残業時間は上限が設けられており、それを一年間の間に一定回数超えると行政機関から罰則を受けるようになっています。
罰則を受けることで企業イメージの失墜に繋がることもあるので、業界内での人材不足がある中で企業がブラック的な業務を従業員に押し付けることはないと言えるでしょう。

スマホ向けゲームは運用型サービスで運営されています。無料でゲームアプリをインストールしプレイすることができますが、レア度の高いキャラクターを入手するためにガチャを引くにはアプリ内課金が必要です。
スマホ向けゲームはリリースしてから長期的な運用に基づいたアプリ内課金によってサービスを継続しています。

そのため、リリースに向けた準備期間、サービスのリリース時、サーバ障害時には残業時間が度重なることも発生します。スマホ向けゲームは運用型サービスであるため、障害が発生するとユーザがゲームをプレイできないだけでなく売上の悪化にも繋がるため、解決するまで会社に寝泊まりするということも発生します。

それでもゲーム業界にいて楽しいと思えるのはゲームをプレイしてくれるユーザさんの生の声がTwitterのようなSNSを通じてダイレクトに伝わってくるからです。
ユーザさんが喜んでくれる時には仕事の達成感を感じることができます。

ゲーム業界に向いている人はユーザのために面白いコンテンツを提供し楽しませたいという気持ちがある人です。
向いていない人は仕事として割り切り仕事場では見えないユーザさんの声を聞こうとしない人です。
ゲーム業界はエンターテインメント業界である以上、人を楽しませたい喜ばせたいという人が向いている業界です。


ゲーム業界で働く際に知っておきたい職種一覧

プログラマー:自分の思考をコードで表現する芸術家

プログラミング言語を用いてコードを書きゲームを開発する職種です。
ただひたすらコードを書くのではなくゲームの面白さを考えて開発するためゲーム業界の芸術家と言ってもいいでしょう。

サーバエンジニア:縁の下の力持ち

サーバに関する開発や保守を担当する職種です。
現在のスマホ向けゲームはスマホ上で単体に動作するのではなくサーバとデータ通信のやり取りを行いながら動作するオンラインゲームが殆どです。
他ユーザと一緒にプレイするマルチプレイ要素が遊びの中心となったことがその背景にあります。
ゲームの安定した運営を実現するためにサーバエンジニアは重宝されます。

デバッガ―:ユーザー目線になってテスト!

仕様書や設計書に記載されている通りにゲームが動作するかどうかをテストする職種です。
ただ想定通りにゲームが動作していることをテストするだけでなく、ユーザ体験として楽しめるかどうかもチェックします。

運用担当者:指揮者の役割を担います。

スマホ向けゲームならではの職種です。
スマホ向けゲームはリリース後の運営によってサービスが継続されます。運用担当者は新しいイベントの企画考案、カスタマーサポートから吸い上げたユーザ意見を収集しサービス改善に向けた提案、一タイトルにおける全職種の統括等多岐にわたるため、指揮者のような役割を持ちます。

マーケティング:売れる仕組みづくり

マーケティング活動を通じゲームの認知を市場に広げユーザを獲得することで間接的に売上に貢献する役目を持ちます。
スマホゲーム市場では毎日のように新しいゲームが次々とリリースされるため、マーケティングを行わないスマホ向けゲームは競合他社に埋もれ売上を上げることができません。
マーケティングは非常に重要な役割を果たします。

広報:企業の顔としてPR

企業の顔としてゲームメディアを中心とした媒体に対してプロモーションを行う職種です。
新作タイトルのリリース前やリリース時にメディアへアプローチしメディアに記事作成を依頼したり取材を依頼したりします。

デザイナー:扱う内容によって求められるスキルが異なる

ゲーム内に登場する2Dや3Dのキャラクター、ステージ舞台、キービジュアル、タイトルロゴ、広告向けのバナー、公式WEBサイト等、ビジュアルに関する制作を行う職種です。
扱う制作物によって必要とされるスキルが全く異なります。

カスタマーサポート:ユーザーの生の声を開発側にお届け

ユーザから問い合わせがくる質問に対して回答したり要望を吸い上げゲームの品質向上に繋げるフィードバックを開発者へ伝達する職種です。
ユーザに最も近い職種であるため、ユーザの生の声をじかに聞くことができる職種です。


未経験の人におすすめの職種は?

ここでは未経験でもゲーム業界で活躍できる仕事についていくつかピックアップして説明します。

運用担当者:基礎的スキルがあれば可能

未経験でも基礎的なPCスキルやゲームに対する理解力があれば仕事に就くことができる職種です。
PCスキルはワード、エクセル、パワーポイントを扱えることが求められます。
ゲームに対する理解力については、普段から様々なジャンルのゲームをプレイしどのような点でユーザを惹きつけ長期的な運用を可能にしているかの理解が必要とされます。
スマホ向けゲームは継続率や課金率の維持が長期運営の点で重要視されるため、このような指標に対する理解があると歓迎されます。

カスタマーサポート:未経験でも可能

未経験でも基礎的なPCスキルとユーザとの問い合わせで社会人として誠意に対応できるコミュニケーション能力があれば仕事に就くことができます。
電話で直接ユーザ対応することもあるため、言葉遣いと相手の話を聞き理解するスキルが必要とされます。
また、ユーザが置かれている状況をすぐに理解できるようにするため、普段から様々なジャンルのゲームをプレイしユーザに支持されている理由を理解できるスキルも必要です。

デバッガ―:ゲーム好きならもってこい?!

未経験でも仕事に就くことができる職種です。
基礎的なPCスキルと普段から様々なジャンルのゲームをプレイしていることが求められます。
仕様書通りにゲームが動作するかテストする職種となるため、特にゲームを普段からプレイしているかどうかは採用する際に最も見られる点です。


未経験だけど何歳までならゲーム業界に転職できる?

未経験で転職できる年齢の限界は35歳程度です。
厳密に年齢が決まっているわけではありませんが、特にスマホ向けゲーム企業は平均年齢が総じて若く20代後半から30代前半が比較的多いいです。

未経験で尚且つあまり年齢を重ねてしまうと年下の従業員が年上の従業員に対して教えるという年齢のギャップが生じてしまい組織に馴染みづらいということが予想されます。
そのため、35歳程度が未経験で入社できる年齢の限界と言っていいでしょう。
未経験者に対して必要とされるスキルは職種によって異なりますが、PCスキルは最低限必要なスキルです。

40代での転職はゲーム業界経験者に限ります。
このぐらいの年齢になると就こうとする職種に関連したある程度の経験とスキルを持っていることを前提としているためです。
未経験でゲーム業界へ転職したい場合は年齢が若いうちに早く行動することをお勧めします。


実際にゲーム業界に転職する方法は2つ!

ゲーム業界に転職するには直接企業に応募する方法と転職エージェント経由で応募する方法の二つ方法があります。
筆者はまだゲーム業界未経験の際は転職エージェントを利用しました。
理由はゲーム業界はどのようなスキルや能力が求められるか募集要項のみでは探れないと感じたためです。
転職エージェントはゲーム業界に特化したエージェント会社を利用しても構いませんしゲーム業界を含めたIT系全般業界を取り扱うエージェント会社を利用しても構いません。

転職エージェントを利用すると履歴書の添削、各企業との面接スケジュール調整や取り次ぎを対応してくれるため時間と手間を大幅に削減してくれるメリットがあります。
仕事を持ちながらの転職は労力を費やすので、転職エージェントの存在はとても大きいものがあります。

転職エージェントの選定基準について筆者の考えではエージェント会社よりもエージェント担当者の質を重視すべきだと考えます。
担当者によっては転職希望者を早く転職させたいので無理に応募を急がせたりする場合があるからです。
エージェント担当者がどのような人物なのか転職希望者はしっかりと見ておく必要があります。

転職にあたっての必要なマインドは「明確な目標設定」と「転職して希望する企業で働きたい!」という強い気持ちを持つことです。
たとえ書類選考を通過しても面接でこのマインドをきっちり持っているかどうかは態度や言動ではっきりと出てきます。
目標設定が曖昧になったりその企業を選択する明確な理由がないことは面接時の大きなマイナスポイントとなりますので、転職時のマインド整理はきっちりと行いましょう。


ゲーム業界ならでは?!やるべき面接対策は?

ゲーム業界で面接するにあたっての準備すべき内容について基本的なことから業界未経験者と経験者に分けて説明します。

ゲーム業界だから普段服で面接を受けてもいいかというとそうではありません。
見た目で人の印象は決まってしまうため、必ずスーツを着て面接を受けるようにしましょう。
自己紹介やこれまでの経歴についての説明、苦労した経験は業界経験を問わず必ず聞かれますので、予め準備しておくようにします。

面接は企業にもよりますが大体2回から3回実施されます。
1回目は人事担当者、2回目は現場責任者、3回目は部門統括者が面接を担当します。
いずれも企業側は複数人で面接することがあります。
そのような時に自己紹介する際はできるだけ全員の顔を見ながら話すと好印象を残すことができます。

応募する企業が配信しているメジャーなゲームを数タイトルやり込むこととそのゲームの良い点や改善ポイントを回答できるよう準備しておきましょう。
その企業のコーポ―レート用WEBサイトを見て会社理念やポリシーについて確認しておくこともその会社を理解する上で重要です。
採用担当者は自社について応募者がどれほど知っているのか気になっています。

未経験で筆者がゲーム業界に転職した際に面接で聞かれたことはまずどうしてゲーム業界へ転職したいのかその理由を聞かれたことでした。
そこで筆者は普段のプレイを通じたゲームに対する強い興味やゲームを通じユーザを楽しませたいという希望を強くアピールしました。
ゲーム業界未経験者はゲームに対する自分の拘りや好きなところを具体的なタイトル名を挙げて説明できると良いでしょう。
応募する企業が提供しているゲームタイトルについて説明するとなお良いです。

一方で筆者が業界経験者として別のゲーム会社へ応募した際に聞かれたこととしてどうして今の企業ではなくこの企業に転職したいのか聞かれたことでした。
筆者は今の会社では自分がこれからやりたいことができないがこの会社は希望する仕事ができるので応募したと説明しました。
ゲーム業界は人材の流動性が高いため採用担当者は採用したけどすぐに辞めるようなことがないよう、該当企業を選択した理由について転職者に対し非常に注意深く聞いてきます。
企業を選択した理由を明確に説明できることはとても重要です。


まとめ

ゲーム業界には色々な職種があるため未経験でも十分に転職できる可能性を持っている業界であることがお分かりいただけたかと思います。
決してブラックな文化を持っていることはなく若々しい活気で溢れているため楽しく働くことができる業界です。

好きなゲームを仕事にしてみたいと少しでも思ったら、まずは希望する会社のホームページを見てどんな会社なのか雰囲気を掴んでから応募する企業をある程度絞り、その後、転職エージェントにコンタクトしてみてはいかがでしょうか。面接は誰しも緊張するものですが、転職エージェントを上手く活用することですんなりと転職先が決まることもあります。

まずは転職サイトを眺めるだけでもいいので一歩前に進むことをお勧めします。